2020-04-20 その先 「当時は父を恨み、母を恨みもう、どうしていいかわからなかったよ高校に上がることも、どうやっていいかわからないし親戚の工場があなたが通っていた高校のある町にあったから毎日、あの電車で通っていたんだ不良になるほどのエネルギーもなく大人に言われた通りにただ、漫然と生きていたんだけどそれを救ってくれたのが本だったし、毎日近くで同じように本を読んでいたあなただったんだみんな幸せそうで、チャラチャラした高校生だらけそんなかで、真面目に本を読んでいるあなたは私に取っては救いでした」