2020-04-13 その先 その主人公は泥沼のような貧乏な境遇からのし上がっていく話だったきっと、そうなんだろう犯罪者の子供が夏目漱石は読まないだろう高校生のわたしはそう考えたかなり、わたしは馬鹿だったと思うがつい、言ってしまった「何か、冤罪?そう言うことかもしれないわね」「すると、彼はニヤリと笑った俺の目の前で、浮気した母親を父親が刺したんだ」わたしは言葉を失ったそして彼とはそれっきりだ次の日から彼は朝の電車で見かけなくなった