2020-04-14 その先 彼とはそれっきりだった二〇歳くらいの頃、農協の事務をしていた私が何かのついでに、彼の住んでいた地域の農協に行った時に彼の写真が飾られていてなんでも、北海道で頑張っているこの地区出身の若者!そんなキャッチフレーズで彼の笑い顔を見たああ、あの時の彼!そう思って、なんだかホッとした次に彼の消息を知ったのは50の頃、親戚が競馬に夢中になっていてその遠い親戚が自分が応援している馬主のことを話してくれたことがある