嫉妬

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優美はこの祖母以外は誰も怖くない
きょうは祐介をすぐにでも結婚する相手として
紹介するのだが
大丈夫だろうか?
ものすごく緊張した

前の彼は先祖代々なんて価値がついていて
何よりもそんなことが好きな祖母は
祐介について、どう思うのだろう?
でも、結婚したい!
祖母が何と言おうと、結婚したいのだ!

祖母は挨拶もそこそこに

「この男かい?
風俗でのし上がったかなり年上の女と結婚していたのは」

いきなりそう言われて、優美のほうが驚いた
そして、祐介をかばいたいあまりに

「みぃさんは学歴はないけれど
そんなことでのし上がったんじゃないわ!
経営のセンスと中学のころから株の勉強をしていたからよ」

祖母は鼻で笑った

「優美!この私の調査を見くびっているね
祐介さん?あんたはどうなの?」