2020-03-24 その先 私たちは産院を訪ねたその当時を知っている看護師さんがいた「覚えていますよ!私も看護師になりたてで奥さんが同い年くらいだったので子供を取り上げられて毎日泣いていて、とても気の毒に思っていましたあの時のあなたのお母様、私は事情は知りませんでしたがひどい人だと思ったものです」「それで、何か赤ちゃんの行方に心当たりはないですか?」その看護師は澄子ちゃんを見て『え?今頃?どんな事情があるにしろあなたが産んだんじゃない』私と同じことを思ったのだろう少し呆れたがすぐに一生懸命思い出してくれた