発達障害の母

「結構お金かかったんですよね?

私、でも、返せません

よかったら、この家でお手伝いさんとして使ってくれませんか?」

 

私は旅費もそうだけど、今回の手術に関しても

親からお金をもらうつもりはなかった

 

「そのことは気にしなくていいわ

お手伝いさんはいらないし、亜美ちゃんは

これから受験に向けて頑張んなきゃ

合格した後に東京に出てきて

うちで困ったことがあるときに飛んできてくれたらいいわ」

 

すると、亜美ちゃんは首を振りました

 

「あの家には帰りたくないんです

出来たら、ここで受験までいさせてもらえたら

一生恩に着ます!」

 

それは彼女が考えた一番の方法なのかもしれないが

それで、本当に解決となるのだろうか?

あの、弟の性の奴隷となっているのだと思う

あの、弟に亜美ちゃんへの気持ちがなく

ただ、体が手近にあるから姉の体に手を出すのならば

それでいいのかもしれないが

あの目!

あれはそうじゃない気がした

あれだけイケメンで口も達者ならば

セックスの相手には困らないはずだ