発達障害の母
むかし、うちの家は周りが親戚だらけだった
すぐ上に祖父母、横には叔父夫婦
母にとっては姑と兄嫁が
すぐ近くに住んでいることになる
母はものすごくいじめられて
大変だと自分の身内に愚痴を言っていた
子供の私はそういうものか
と別に気にもせずに過ごしていたのだ
普通、子供は大概母親の
見方をするものなのだが
そんな気は全くなかった
私にとっての祖母や義伯母は
ものすごく優しくていい人だったし
母をいじめているようなところは
見たこともない
ただ、二人が母を嫌う理由は
今ならよくわかる
掟
金銭的な面でも甘えてしまおう
「このまま置いていっていいのかしら?
荷物とかはすぐに送りましょうか?」
「大丈夫、私が全部買ったげる
ファッション関係のネットショップもやってるし、速水ちゃんの好みもあると思うけどね
遠慮しないで言ってね」
速水はみぃの話に驚きながらも
今から、全く新しい価値観で
全く新しい生活が始まることに
ワクワクした
文京区のあの家は落ち着いていて
父も母も優しかったし
全てを受け入れてくれるのも
ありがたいとは思ったけれど
幸せではなかった
ミキは寂しかったが自分たちでは
速水を幸せにできないことはわかっていた
「遊びにはきてね!
パパと遊びに来るから」
すると、みぃが笑いながら
「来るときは必ず前もって連絡するのよ!」
そう言ってミキを送り出した
「このまま置いていっていいのかしら?
荷物とかはすぐに送りましょうか?」
「大丈夫、私が全部買ったげる
ファッション関係のネットショップもやってるし、速水ちゃんの好みもあると思うけどね
遠慮しないで言ってね」
速水はみぃの話に驚きながらも
今から、全く新しい価値観で
全く新しい生活が始まることに
ワクワクした
文京区のあの家は落ち着いていて
父も母も優しかったし
全てを受け入れてくれるのも
ありがたいとは思ったけれど
幸せではなかった
ミキは寂しかったが自分たちでは
速水を幸せにできないことはわかっていた
「遊びにはきてね!
パパと遊びに来るから」
すると、みぃが笑いながら
「来るときは必ず前もって連絡するのよ!」
そう言ってミキを送り出した
掟
みぃは速水やミキの気持ちなど
御構い無しに、あけっぴろげに言った
帰ってそのほうが話が早くもあった
ここで、みぃの仕事の手伝いをする
それだけでは
なんの解決にもならない
問題は速水の体だ
それを会ってすぐに
全部解決すると
「まぁ、お姉ちゃんもゆっくりしていってよ
速水も今日からここにいていいのよ
って言うか、横の部屋をプレゼントするわ
家具も服も用意してあげるから」
ミキが気の毒がって
遠慮すると
「長い間、可愛い姪に何にもできなかったし
会うこともできなかったんだから
これくらいはさせてちょうだい」
ミキはみぃの頭の良さは
よく知っているから
全部任せることにした
母もみぃのおかげで幸せに旅立ったのだ
御構い無しに、あけっぴろげに言った
帰ってそのほうが話が早くもあった
ここで、みぃの仕事の手伝いをする
それだけでは
なんの解決にもならない
問題は速水の体だ
それを会ってすぐに
全部解決すると
「まぁ、お姉ちゃんもゆっくりしていってよ
速水も今日からここにいていいのよ
って言うか、横の部屋をプレゼントするわ
家具も服も用意してあげるから」
ミキが気の毒がって
遠慮すると
「長い間、可愛い姪に何にもできなかったし
会うこともできなかったんだから
これくらいはさせてちょうだい」
ミキはみぃの頭の良さは
よく知っているから
全部任せることにした
母もみぃのおかげで幸せに旅立ったのだ