発達障害の母

誰も変わってないんじゃなかろうか

私もそうかもしれない

小さな子供の頃から

母親が好きだと思ったことが一度もない

それは家族みんなだった気がする


母親以外は人間として言ってはいけない

そんな言葉は知っていたから

母に対して不満を浴びせはしなかった

父はお酒に逃げ

弟は友人と遊ぶことに逃げ

私は本に逃げた

母の喋りに付き合っていると

聞いているほうが気持ち悪くなるのだ