みぃは速水やミキの気持ちなど
御構い無しに、あけっぴろげに言った
帰ってそのほうが話が早くもあった
ここで、みぃの仕事の手伝いをする
それだけでは
なんの解決にもならない
問題は速水の体だ
それを会ってすぐに
全部解決すると

「まぁ、お姉ちゃんもゆっくりしていってよ
速水も今日からここにいていいのよ
って言うか、横の部屋をプレゼントするわ
家具も服も用意してあげるから」

ミキが気の毒がって
遠慮すると

「長い間、可愛い姪に何にもできなかったし
会うこともできなかったんだから
これくらいはさせてちょうだい」

ミキはみぃの頭の良さは
よく知っているから
全部任せることにした

母もみぃのおかげで幸せに旅立ったのだ