その先

「わかってるよ

でも、こんな田舎の村でしょう

昔から先生が来てくれないのよ

だから、、みんな、

もちろん、お父さんとかお母さんも

なんとなくわかっているけど

黙ってるの」


私はその頃の村の中が

それだけじゃなく

大変卑猥なことが色々あったにもかかわらず

波風立てないのが正義!

それを肌で感じていたから

そう、話した


「馬鹿じゃないの?」


私はこの村のことなど

何も知らない充くんに反抗したくなる


「だって、先生のところに行かなきゃ

済むことなのに、女子はああやって行くんだから、どうしようもないでしょう」