2018-05-20 発達障害の母 「あんた、いい子ね~ あの頃、修二を捨てた女 あのひどい状態で、少し足りない修二を残していった ひどい女って思っていたけれど 本当は良い女だったのね~」 光代さんの母に対してのいい方に 少しうれしくなる 「でもさ、修二はそんな気持ち、 一度も持たなかったんだよ うちらがなんて言っても 『あの時に僕が早く逃げろって言ったんだもの』 ずっとそう言ってたの 修二が私と一緒に塀の中に入ってる間 幸せな結婚しちゃって、ちゃっかりしてるって思ったのよ だって、ふつう待つでしょう?」