みぃの誤算

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「あら、普通っていいじゃない
私がどうしても欲しかったものだわ」

みぃは首を振る

「私だってそれはそうよ
それが、お姉ちゃん、私のこと怒らない?」

「え?なんで?」

「私、ショウが彼女を連れてきてすぐに
探偵事務所に彼女の周りとか
色々調べてもらったの」

ミキは笑いながら

「怒らないけど
みぃらしくないわね~
やっぱりショウ君のこととなると
普通のママじゃない」

「うん。あまりにもその辺りにいる女の子だったから
調べたって大したことは出てこないだろうって
思ったんだけどさ~」

「え?何か問題になることが出てきたの?」