魔女

八王子の小さなアパート

ピンクいっぱいの部屋

 

「え~、そんなこと、あったっけ?

あ、小さいころ、一緒に住んだお姉さんだね~

ほんのちょっとだったけど、

美味しい白いご飯たべたことと、

いつも、同じ服の女の子!」

 

くうちゃんも何とか覚えてくれた

これまでの話をすると

 

「やだ~恥ずかしい!

あ、いたいた、ITの彼ね~

若かったからね~私も、お金よりも

、あのおっちゃんの優しい目にやられたんだよね

みんな、会いたいって言ってくれてるんだ

嬉しいなあ~」

 

それ以外は、いま結婚している彼の話ばかりで

すごく幸せそうだった