嫉妬

イメージ 1

祐介はみぃと別れたからと言って
仕事に困ることはなかった
ショウは祐介の実力は知っていたので
今まで通りでもいいし
気まずいようならば、ちょっと頼みたい仕事があると
別会社を作って、清掃関連のことをやりたいと言う
その代表を康太の娘の彼であった雅紀にしたいのだが
何分、代表にするには心もとないと感じていたのだ

祐介は今、その仕事で忙しい
優美は前のように、どんな時間でもすっ飛んできた彼が
今は夜中でも『仕事中!』のラインが返って来ることに
不安を覚える
自分に興味が亡くなったのか!
もしかしてみぃと復縁してるとか?

実際は雅紀がとにかく、思い立ったらすぐに祐介に連絡してきたり
雅紀らしく、時間には無頓着で
夜中に祐介のマンションにやってきたりする
祐介は雅紀が好きだった
普通ではない、俗にいう発達障害であるのはわかっているが
仕事に対する情熱はものすごい