マニュアル

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みぃが会社を大きくした手段
雅紀君はそのみぃが感心するほど
仕事に熱心なこと
これからはその掃除に対する情熱に
スタッフを付け、広げていこうとしていること
そんな話をした

小百合は開いた口がふさがらない
ほんとうにそんな顔のままずっと固まってしまった
夫が一体何を言っているのか・・・
結婚するときに母が康太の家は調べなくてもいいか
少し不安に思っていたこと
しかし、自分が康太の両親がもういないことで
まったく、自分たちの人生には関係ないと
母に安心するように言ったことを思い出した

それが、まさかの章子の恋愛で
むき出しになってしまった

「私が育った世界なら、章子の年齢で
好きにさせるなんて考えられないわ
あなたが、そう言うのならば
私はあなたとは一緒にやっていけません
章子を連れて実家に帰ります」

康太は驚いたが、まぁ、それは仕方がない
しかし、章子は笑い出してしまった