......の無い

僕が生まれたときは
若い頭の悪い田舎から出てきたばっかりの
女の子を連れてきてはデレデレしている爺さんがいて

母親はとっかえひっかえ男を引きずり込み
そのうち男とどこかに消えてしまう
息子や爺さんの前でもおかまいなし
まぁ、爺さんは母の父親なんで・・・・
それもすごいんですけど

そして、父が情けないことに
そんな母を見るのが嫌で、いつも出稼ぎに行っていました
帰ってくるときは、家に先に電話をくれて
母が男を連れ込んでいるときは
帰ってこないんです

妹が生まれて三年後くらいに
姉が突然帰ってきて、僕はその時に姉がいることを
初めて知ったのです