2016-07-19 .....の無い 日記 #哲学 もう、あの小汚い人間たちはいない うんざりするような安物の服か 30年も前に流行ったような おかしな服か なんとも珍妙な組み合わせの服 しゃべることもすべて自分の目の前の どん欲のためだけの会話 この街のベンチに座っている人たちにも もちろん、悲しみや 悩みなどもあるのだろうが そんなものを口に出したり 顔に出したちするほど 下賤な人間では無いようだ そこまで考えると ああ、彼だけは違っていたと 思いはほんのりと薄紅色に変わる