2020-04-28 その先 田舎の同級生たちはほとんどが葬儀に参列していたそれでも、都会に出て行った子たちが帰ってこれなかったから人数は少なく、あの派手な風香にしては地味な寂しいお葬式だったほとんどが父親のガソリンスタンドの関係のようだった田舎に残っている友人では私が高校時代一番、仲良かったと思われていたから誰もが何故、亡くなったのか私に聞きに来たそれは私の方が聞きたいくらいだったそれでも、母親が私を見つけると泣きはらした目で礼をした定期テストの時には風香の家で夜遅くまで、私が勉強を教えたからだ