発達障害の母

しかhし、恵子ちゃんは乗り気で「樹奈も連れて行きました制服が気に入ったみたいだしなんか、みんな洗練されていて私もこんな学校で勉強したかったそう思えるようないいとこでした」「ネコは?」「主人は女子校っていうのが気に入ったみたいでこれから、ここ…

発達障害の母

そんな保険金詐欺のような人の共済には入るなと言いたかったが母は災害の写真を他の大変な災害の家の写真とお差し替えてお金を多くもらうのが悪いことだとも思っていないその辺りはいくら説明してもわからない保険の人がそれをしてくれるんだからなんの文句…

発達障害の母

保険屋が帰った後で母はすごく嬉しそうに「あの人はいい人でね〜ありがたいよ。あんたも建物共済に入るならあの人にしてあげてねあ、でも、東京は遠いかしら」そんなことを言うお金に関しては私は口を出さないそれは初めから心に決めていたお金を自分で好き…

発達障害の母

広いが静かな田舎の家だ誰が来たのかなんかすぐにわかる農協の理事をやっていたという保険屋だ建物共済か何かの更新らしい「ねえ、また、ちょっとした雨漏りでも大げさに別の写真と合成してお金取ってやるから、更新してくれよ」なんとなく聞こえて来た言葉…

発達障害の母

私は嫌になって、自分の部屋....と言っても、昔の自分の部屋ではない母が好きに建て増ししたやたら立派な特上の畳が敷いてある部屋に戻ったここも、人が入ることは10年に一度くらいなのに、やたら、美しく仕上げてあるどうせ、業者に上手いこと言われて作っ…

発達障害の母

そんなものはまだ、微々たるもので私があげたものを人にあげていることなんか微々たるものだ無駄に家に手を入れて、多分だが電気屋や大工にいいように言われてお金をかけている頭は小学三年生でも見栄は大人並みに貼りたいのだ孫の学校が東京でも有名な私立…

発達障害の母

私は東京からいろんな母の喜びそうなものをいつも送っていたのだがこうして、母の元に来てみると価値のあるものや立派なものはだいたい人にあげたという見る目がないのは知っていたはずなのに一万円の扇子を「あああれって、100円均一のでしょう?年金の会で…

発達障害の母

学校に私立と公立ってやつがあるのがよくわかっていないしかし、今日は一生懸命私の目を見て聞こうとする少し嬉しくなった私はハッと気がついた今日は恵子ちゃんが来るから私は家にいても朝からバッチリ化粧をしていた母はすっぴんの私がどんなに心を砕いて…

発達障害の母

「お母さん、ポイントもう一度調べて見たらもう少しで五百円って言ってたでしょう?」そう言って追いやった恵子ちゃんはとりあえず樹奈ちゃんと学校を見に行くことにした母は最近恵子ちゃんがよく来るのを喜んで学校の相談に来てるのを知ると「ここら辺の子…

発達障害の母

それから、恵子ちゃんが「樹奈の学校のことで相談に来たんですよ!」そう言うと母は「あら、樹奈ちゃんは恵子ちゃんに似て可愛いからすぐにお嫁の口が見つかるわよ学校なんてどこ言っても同じよ」私は自分の世間での地位をあげるための方法は学力しか持って…

発達障害の母

母がちょうど帰って来るポイントが沢山溜まって嬉しそうだ台所で買ってきたものを冷蔵庫に入れながら恵子ちゃんに「あのね、今日は安いものがたくさんで良かったのよ、牛乳なんか百六十四円だったわ」牛乳は冷蔵庫に1リットルが二本入っているどちらもまだ開…

発達障害の母

「う〜ん。私の子供たちも私立の小学校に行ってたんだけど学校の勉強は、また、違うのよ」「違う?」「そう、もちろん、私立の小学校からそこの附属の大学までその中にいるのならば学校の勉強がパーフェクトにできれば問題ないけれど、中学受験をして、もっ…

発達障害の母

「それで、その女の子が学校に行くのに私立だから可愛いセーラーの制服を着て行き素敵な自分の部屋を持っていてベッドに一緒に寝せてもらって周りにあるあらゆるものが可愛いって思ったみたいでまぁ、動機はそんな所ですけど私立に中学からでも行きたいって…

発達障害の母

「 樹奈ちゃんはどうなの?本人の意思が一番大切なんだと思うようちは本人がまだ、考えられないってわかっていても一応、私立に行くメリットとかを小学校受験の前に話したけど」恵子ちゃんは驚いて「小学校受験でですかすごいですね〜樹奈は行きたいって言う…

発達障害の母

「両親が悩んで子供の将来を考えてあげるなんて理想の家庭はうちにはなかったのだからこそ、私自身は幼稚園にあげるのですら子供にあったところをって一生懸命考えたんだけどねだから、恵子ちゃんの気持ちはとってもよくわかるわ」「幼稚園からですか......…

発達障害の母

「見た目だけではわからないんですね私はあんまり噂でしかわからないくらい御宅のお母さんは村の人たちが少しオーバーに言っていて実際話すと普通の人にしか思えないんだけど」そうだ、もう、私たち世代くらいはよっぽど母と深い付き合いをしなければそんな…

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「ううん。私にはよくわかるわ私はあの母だから子育てとかじゃなく、とにかく他の人と同じようにしなきゃ言われた通りにやらなきゃそんな風に物心着くまで育てられて自分でトイレが完璧にできるようにいなると母は自分の生活が精一杯でこれは比喩じゃなくっ…

発達障害の母

「それは、母親としてはだれだってそうよひと時代前だと産んでやったみたいな感覚だけど私としては産んだ責任は重いと思うわ子供は親を選べないんだから」「あ、その通りですあの子を生んだ以上幸せになって欲しいし」「中学受験で悩んでるんですって?」「…

発達障害の母

「母は紅茶の味とかわからないよ恵子ちゃんも知ってるでしょう?ま、しょうがないよ今日は村長の美しいお嫁さんが来てくれるって大喜びしてたよでも、買い物に行ける方が嬉しいんだけどね私がついていかないから余計にね!」そう言って笑うと恵子ちゃんも母…

発達障害の母

「じゃ、ちょっと、恵子と喋ってもらおうかな」また、次の日に恵子ちゃんが来ると言うと母は大喜びで村長の美しい嫁など自分一人の時には絶対来ない来るのも嬉しいし「じゃ、明日もまた買い物に行っとくよ何かお茶請けに出すかい?この間私が作った漬物があ…

発達障害の母

大したことはなさそうな中学だったいや、この辺りから入ればお嬢様だろうが.......その、出身者という女優もそんなに有名ではないしかし、東京の私立に行く子だってそう、有名なところに行く子ばかりではない恵子ちゃんの虚栄心だろうか?いや、虚栄心だって…

発達障害の母

東京の都内で友人に悩みを相談されたのならばその子の塾での成績を聞いた上でそこはやめといた方がいいんじゃない?そう、言ったと思う芸能人が通うというだけでまぁ、少しあれな感じだからだしかし、それよりも合格してからのことだ「あ、合格したら寮があ…

発達障害の母

自分の子供たちには必要不可欠なものだったご近所の子供はみんなそんな風にお受験をするから、子供も当然だと思っていたしまず、夫がそうだった夫自身が幼稚園の頃から受験をして入る私立の小学校は当たり前の世界の人だしない選択なんかどこにもないのだ「…

発達障害の母

母を見ていると、本当にそう思う学歴などなくても関係ないのだいや、学歴どころじゃない頭は小学校三年生でも生きていけるのだネコだってそうだろうネコは祖父と父が財産をつか果たし大学には上がらなかったそれでも、今は立派にやっている村では誰も文句を…

発達障害の母

「恵子は俺と一緒になる前は航空会社に勤めていてさ友人にキャビンアテンダントが多いんだよそいつらってさ、いい奥様になってて都会のやつらだろ?子供も小学校受験だのなんだか教育熱心なんだよ小学校受験はさすがに考えなかったみたいだけど中学受験はや…

発達障害の母

「それで?」「ああ、ありがとう。あ〜ちゃんも大変だねでも、うちなんか、なまじ真面だから嫁さんがうんざりしてるよあ〜ちゃんちのおばちゃんくらいが楽しくていいよ」そうかもしれないが主人の母があまりに立派だったからどうしても落ち込んでしまうのだ…

発達障害の母

私は母に買い物に行くように言った母は何よりも買い物が好きだ計算間違いはしない小学校三年生の算数の力があれば人は一生、お金の計算を間違わずに行きていけるのだ母はチラシが何よりも好きで本は一生に一冊も読んだことはないがチラシは何よりも楽しそう…

発達障害の母

しばらく会うことのなかったネコが珍しく家にやって来た喫茶店でしか会っていなかったから母は村長さんが来たと慌てて冷蔵庫の中を探って出せるものを全て出した私が見れば箸を何度も舐めながら盛り付けている出すのはやめなとも言えない「やぁ、久しぶりに…

発達障害の母

居心地の悪い、それでいてああ、私はこの村の出身者に間違い無いとそう、確信するもちろん、私が警察に言ったっていいのにこの村で80年以上、少し軽蔑されながらもあの人はちょっと緩いから力になって上げなければそういう風な立ち位置で暮らして来た母は十…

発達障害の母

友くんもありがたそうに「あ〜ちゃんが骨を折ってくれたんだって俺も本当にありがたいようちの嫁さんなんか朋ちゃんが戻って来てどんなに喜んでるか朋ちゃんが戻って来なければうちのがおばちゃんたちの世話をしなきゃなんないからね」まぁ、そんな事情が色…

発達障害の母

子供達ならば何回か言えば理解してそして、ちゃんとクリアして行く私は発達障害のことを全くわかっていなかった点と点、それは線になることはなくもし、わからせようと思ったら恫喝が手っ取り早いまぁ、だいたい慣れて来て一生懸命に相手をするんじゃなく機…

発達障害の母

母は小学校三年生くらいの知能であるのはわかっているので私は子供たちのその頃と同じように茶碗を洗うにしても何故洗わなければならないのかそのためには、どんな洗剤の使い方をしてしっかり拭き上げなければいけないそれを何もわからない子供に話すように…

発達障害の母

私は母の全てを受け入れようと今回帰って来てからはなんにでも、機嫌よく相槌を打つことにした前に帰った時に1日かけて、茶碗の洗い方を真剣に話したり味噌汁の作り方魚の焼き方そんな料理の基礎のようなことを真剣に話したのだが今度家に帰って来てまったく…

発達障害の母

そうして、ネコと一足先に帰って行った 私が後から村に帰ったときには すっかり話はついていたのだろう 朋ちゃんは今まで通りの生活に戻り 雅ちゃんの旦那は何事もなかったかのように みっちゃんの病院跡地に大邸宅を立てた 私が帰ると 朋ちゃんはやたらうち…

発達障害の母

よく人殺しはまた自分の欲望のために 同じ過ちを犯し 最後には目が気いらなかったと言うだけで 人を殺すようになるから絶対に捕まえなければ みたいな話があるけれど 村ではそれはない 許す代わりにそこでクラス以上 誰もが脅迫の種を持っていることになる …

発達障害の母

夫や子供たちに私の郷里の人間は 会わせたくなかった 夫はちょうど出張中だったし、上の子はイタリアに留学中 下は北海道に研修で行ってる そうじゃなければ、私はホテル代を出してあげても 朋ちゃんをここには連れてこなかった 二人とも、家族がみんな留守…

発達障害の母

ネコがやってくる 朋ちゃんはうちの中、子供部屋、私たちの寝室まで 遠慮なく見て回ると うらやましそうに 「あ~ちゃん、すごいね。 あのお母ちゃんで東京でこんな風な生活ができるなんて 頑張ったんだね」 朋ちゃんも雅ちゃんと似たところはある でも悪気…

発達障害の母

朋ちゃんはさっと立ち上がると 「お願い、ここにいて 私、もう、うんざりなの。 このまま田舎に帰るから、荷物だけ取ってくる」 そう言って、本当にあっという間に帰って来た 「大丈夫なの?」 「いいのだって、なんとなく脅かされてやってたんだもん 奥さん…

発達障害の母

朋ちゃんは私がプレゼントしたお皿を握りしめて 「東京に来たら、おしゃれなワンルームで ドラマみたいに暮らせるって思ってた だから、一度、このお店を抜け出して 家において来た住所、雑誌の後ろを見て書いたんだけど あそこに行ってみたの でも、高くて…

発達障害の母

「親なんてうんざりだったけど ここのほうがもっとうんざりだった」 さっきの店の様子を見ていても確かに東京に来て 羽を伸ばしている感じではなかった 「あのお兄さんにすっかりやられた感じ そういうやつだけどね ここは人手が足りないんだよ だから、働い…

発達障害の母

それは殺人じゃない! でも、それでも村ではなんとなく許すのだ 「それで、兄さんは、あ、姉さんの旦那だから 私は今でもそう呼ぶんだけど 私の願いをかなえてくれるって言ったの 私、長いことあの村から出たいって思っていたんだけど お金もないし、親はい…

発達障害の母

それは・・・・ 「下着が違うって、どういうことだと思います? 私はそれ以上は考えないようにしてるけど やっぱり、やばいでしょう? あの村でそれがわかるの夫以外は私だけ」 これはどういう話なんだろう いや、私はあの村が昔ながらの古い考えの 人間たち…

発達障害の母

私は自分が彼女を連れて帰りたいわけではないし この場所であったことは絶対言わないから そう言って、あの店で買ったお皿を出した 「よかったら、これ、使って」 朋ちゃんは嬉しそうに包装を開いて眺めていたが 「あ~ちゃん、あそこの村の出身とは思えない…

発達障害の母

そのせんべい屋を覗くと 聞くまでもなく、そこで働いているのは 朋ちゃんだった 朋ちゃんも私を見るとおどろいて飛び出してきた 「あ、あ~ちゃん、どうしてここに?」 「ちょっと、気になって。 良かったら話しできる?」 朋ちゃんはエプロンを取ると すぐ…

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西新井と聞いたときに私は雅ちゃんの話を思い出したのだ 雅ちゃんは私が田舎に帰ったばかりの頃 あの喫茶店でよく話した いや、話したというよりは 雅ちゃんの自慢話を聞いたのだが その話の中に、西新井というワードが出てきた 雅ちゃんの、あの旦那の親友…

発達障害の母

朋ちゃんはこの人のことが好きであこがれていたのだろうか ここの住所をあの暗い家において来たのは そんな憧れがあったのだろう 「その女の人は何か買っていきましたか?」 「ううん、値段見てびっくりしたみたいで そこのお皿ほしそうだったけれど 後ろ見…

発達障害の母

それでも、勇気を決して入ってみる 「あ・・・・・」 私は気が付いた、この店は雑誌とかによく乗っている 主婦に大人気のバラエティタレントの店だ レジのところにその人がいた この住所はたぶん、雅ちゃんの妹が 朋美ちゃんが雑誌か何かで見てそれを写した…

発達障害の母

ネコは初めに雅ちゃんの妹が家においていった住所には 行ってみたのだが、もうそこにはおらず 西新井ってところらしいとしか聞いていなかった 土地勘のまったくないネコよりも 私のほうがたぶんわかると思うそう言うと 忙しいネコは申し訳なさそうに その最…

発達障害の母

とりあえず、家族に何の心配もないのを確認すると ネコに連絡を取った 村の店を出す営業も忙しいだろうに 雅ちゃんの妹探しまでやっているとは 私も手伝ってあげようと思ったのだ なんとなく、雅ちゃんの妹の気持ちもわからんではないから こちらで幸せに暮…

発達障害の母

母は少し嬉しそうだった 口うるさい娘なんかいないほうがいいのだろう どうしたら一番いいのだろう 私には母のすべてを受け入れることはできない 東京に帰ってくると 家の中は完璧に掃除され、私がいる頃よりも 便利な家電に変えられていたり 冷蔵庫の中には…