嫉妬

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祐介は少しひいた

優美は祐介と一緒になりたいのだ
祖母が何といっても結婚したい
でも、祐介の前の妻であるみぃが
心の中から消えない
みぃと自分の間で、自分が負ける要素は一つもない
それを知ってほしくて、こういう物言いになってしまうのだ

「で?」

祐介はどうすればいいのかまったくわからない
みぃとはとっくに別れたし
今、彼女は日本にはいない
イタリアに行ってると聞いている
優美のこんな性格をまじかで見ると
少し嫌になった
そして、優美はそれを敏感に感じ取る

「おばあ様に何と言われても、結婚したいの!」

祐介にしてみたら、それは当然のことだ