理想の父

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自分がまったく知ろうとしなかった父
その父はトラックの運転手ながら
知的で、あの母を心から愛していた人

康太は泣きそうになる

「親父さん、康ちゃんの事
ものすごく自慢に思ってたよ
だから、とにかく稼いで、ミキちゃんが
康ちゃんの勉強にお金を使うのが
一番の楽しみみたいだったよ
ミキちゃんもみぃちゃんも
母親似の美人だったし
じいさんは親父さんをベタほめだったから
自分の家族は最高だったと思うよ」