恋をしたとき

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ただ、甘えて生きているだけで
困ることは学校の成績が下がることくらい
それも、小百合が塾を探してきて
週に2回は通うことにしている
学校の成績は中の上くらいだから
何の問題もない
康太は我が娘が可愛かった
でも、このままでいいのだろうか?とは
何度か思うことはあった

「自分がしでかしたことはしっかり責任を取って
章子が警察に行くことで、これからの同じような犯罪を
未然に防ぐことが出来るからな」

康太の確固とした言葉に章子は頷いた
小百合は唖然としたが、確かに自分の言うことを聞かなかった
代償としては大きすぎた
こんな心配はもう、したくない
やはり警察に行くべきなのはよくわかった