恋をしたとき

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「ダメだ!岡本はプロの美人局だし
最近は女子高生を売ることにもかかわっている
組織の一員だ
その高校生はその組織の末端の可能性がある以上
絶対に警察に通報しないと
また、同じような事件が起こる」

すると、章子よりも小百合が泣き止んで発狂した

「あなた!警察沙汰になったら
章子ちゃんのこれからはどうなるの?
警察に行って洗いざらい話さなきゃいけないんでしょう?
もう、世間にさらされて外に出れなくなるわ!
絶対にやめて!!!」

康太は小百合と章子を冷たく見た

「今度のことは章子がママに反発して起こしたことだ
ママが相手を調べるのは当たり前のことだ
今の世の中、実際こうして犯罪に直結している
ただのわがままとか、頭の悪い反抗心が招いたことだ
私はその罰は受けるべきだと思うよ
あの時、岡本が私を見て逃げたからよかったようなものの
あのまま章子が連れ去られていたら
ここには帰ってこれなくなっていたかもしれないしね」