恋をしたとき

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康太がすぐに警察に電話しようとすると
章子が叫んだ

「お願い!それだけはやめて!
私が勝手に彼について行ったの」

話を聞くと、ホテルに誘われて二日一緒に過ごした
彼が別の部屋で電話をしているのを
こっそり聞いていると
『いいカモを捕まえた
すぐに回すから、俺が出て言っているすきに
ここにきて、好きにすればいい
見張りに岡本をおいておくから』
そう言っているのを聞いてすぐに
速水のラインを受け取ったのだ
彼がちょっと出てくると言った後に
逃げようとしたが、廊下には岡本という男がいたのだ

康太はすぐに、岡本がいなかったわけがわかった
あのホテルの廊下で岡本を見かけたのだが
康太の顔を見ると、すっ飛んで逃げたのだ

前に事件で弁護したことがある
出てきた後、『更生する』なんて言っていたが
結局、また、同じようなことをしているようだ