恋をしたとき

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「康太おじさんは?
なんて言ってるの?警察には?」

小百合は少し動揺して

「そう言うことじゃないの」

最近、章子の帰りが遅かったこと
問い詰めたら、付き合っている男の子がいると言う
どんな子か聞いたら
K学園だと言う
そんな高校全く知らない
検索したら偏差値なんかないに等しい、怪しい高校
康太が使っている探偵事務所に調べてもらう
康太は反対したが、さすがに父親でもあるから
心配して頼んでみた
その結果が出て来て
証拠に今付き合っている彼は、実はこんな子だ
そう話したら、怒って出て行ったのだと言う
だから、絶対、その男の子のところだ
それで、そこに康太に行ってもらうと
そこには章子はいないと言われて、実際いないようだった

章子と口げんかになったときに

『速水おばさんなら絶対に、そんなことしないのに』
そう言ったらしく
それを思い出して、ここに来たと言う