最近の星人

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「それじゃ、中学受験辞めた僕は
身分が下がったってこと?」

その子に聞くと

「まぁ、そう言うことじゃないの?
だって、星人君の家、中学受験の塾に通うお金が
無くなったんでしょう
私立中学に合格して通うのもお金かかるし
それよか、その塾が高いってお母さんが言ってたもん
なんか、でも、余裕でお金持ちっぽいけど」

すると、受験組の男の子が

「ば~か!星人のところはそうじゃねえんだよ」

星人はもう、その子たちには付き合わずに
チェリーのところに行った
横に立ってみると、漢字はとっくに終わって
塾の宿題をやっていた
鉛筆は進んでいない

「それ、決まった式があるから、それに当てはめりゃいいんだよ」