速水の子育て

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自分が祖母に似ていると言われるのは心外だったが
何となくそうじゃないかとは思っていた
性格だけじゃなく、顔もよく似てると言われるのだ
だからと言って、親に愛されていないとは思わない

二人が自分のことを愛してはいるが
自分のすべてを肯定してくれていないのは寂しい
それは、自分が間違っているからだろうか?

良く、反抗期だからという言葉があるが
反抗期に誰でも反抗するわけではない
平和な時代だからこそだ
戦争中ならば反抗している場合じゃない
微力ながらも大人の力にならねばならない年頃だ

反抗なんかできるのは頭の悪い幸せな子供だけだ

星人自身が、こんなに明確にわかっているわけではないが
ぼんやりとそんなことを思っていた

「僕はどうすればいいの?
中学受験は僕には必要ないって
二人とも思ってるんだよね」