ミキのママ友

「さすがね!
私、あなたのそういうところ初めて知ったけど
すっごく友達になれそう!」

「え?」

「私たちは子供のことで失敗しても
今の家庭で失敗しても
実家は頼りにしない
何とか、先に進むのよ
まぁ、頼りになる親も実家もないしね」

殿村は笑い出した

「確かにね、とにかく、速水の仕事関係
紹介して頂戴」

ミキはみぃに連絡を取った
仕事はたくさんある
今はマネージャーが能力ないやつだから
連れて来てみて、使えれば即、採用だという
その話を聞いて殿村は帰って行った