そして恋人へ

優未は康太の家にやって来た

「戸田さん、私行くところがないの
ね!ママがどんなひとかわかったでしょう?
戸田さんが自分の母親の話をしてくれた時
私、そんな人間の方がマシなんじゃ
ないかと思ったくらいよ
パパは新しい奥さんの言う通りにしたいみたいだし、私が暮らすところはここよ」

康太は笑いながら

「うん。そうしたらいいよ
好きなところを選んで暮らせばいい
学校に行きたくなければ
ここにいればいいよ
何をしたい?」

「奥さん!戸田さんの.....
ううん、康太さんの奥さんしたい」

「よし!そうしよう!」

康太は決めていた
もう、優未とは優未が嫌だと出て行くまで
一緒にいよう!