2017-02-25 掟 日記 #練習用 速水が普通の高校生活をしていると 信じて疑わなかった、ミキにとって それは衝撃の電話だった それは同じ高校に通っている男の子の母親だった 「うちの子が悪いんじゃないんですよ なんですか、誰にでもっていうじゃないですか 休み時間に誰とでもなんて うちの子なんて純情ですからね 何とかしてくださいよ」 何のことかわからないミキの横で 沢村が立って一緒に聞いていた 沢村はそれがどういうことかすぐに理解したようで 受話器をミキからとると 「わかりました 本人が帰ってきましたら詳しく聞いて また、連絡いたします」