発達障害の母
僕がこのブログに気が付いたのは
母が逝ってから、二か月後だった
母は死ぬと言うことに何の意味も求めないような人で
ある日突然、心臓まひで逝ってしまい
その後は自分の体はある、大学病院の献体にするように
手配してあり、葬儀など一切しないようにと言うことだった
兄や姉は忙しく、母の意図をよくわかっていたから
献体から遺骨が帰ってきた後の処理を
母の貯金、大した額ではないが
学生である僕にすべて託すから、母が逝っていたように散骨してほしい
そういうことだった
僕はまだ、学生でもあるし兄妹の中では一番暇でもあったから
それを快く引き受けた
そして、母の使っていたパソコンを何かに使えないかと
触っていた時に、母のこのブログに気が付いたのだ