2017-09-22 発達障害の母 コーヒーを入れて出してくれる食器マホガニーのテーブルゴブラン織りのカーテン静かに流れているショパンそして、テーブルの上の真っ赤なバラ一輪私はなぜここにきたのかも忘れてなっちゃんを見つめた「高校を出てから、慶応に合格したのもちろん、医学部で私は実家を継ぐ予定だったの弟がいるんだけど発達障害でね勉強は申し分ないけど人間関係を構築できないし勉強も国語が壊滅的だから高校受験もできなかったの結局、うちの家のお荷物でね人の心がわからないって怖いことよ」私は激しく頷いた