秋風

イメージ 1

メイは長いこと祐介が好きだったし
メイの周りの友人たちのほとんどが
二人はカップルだと認識していたし
祐介とはゆくゆく結婚すると広言してもいたから
納得は到底いかなかった
日本に帰ると、みぃの会社に飛び込んでいったのだ
みぃは驚いたのだが
大木がそう言っているのならば合わせてあげようと
メイには結婚すると言う風に話したのだ

そこで、メイが帰ると、すぐに速水にこの話をする
そこで、タケオが動いてと言うわけだ
速水は大喜びだ
みぃは大木の気持ちがはっきりしないうちに
いくら、自分の名前を出されたからと言って
それに乗っかることはできない
それをタケオ、ショウ、速水
そして、みぃを敬愛するスタッフ

周りに動かされて、イタリアにやってきた

大木はその小箱がみぃの誕生石で、サイズもしっかりあっていること
花はみぃが一番好きな百合であること
それを聞いて、心は決まった
周りが押してくるからではなく
みぃをもう一度見直してみる
心は少しずつみぃに惹かれていき
こんなに周りに愛されている彼女を敬愛する気持ちは
大きくなっていくばかりだった