秋風

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みぃはショウに対して
正二が父であることを誇りに思っていたのだが
それは、世の中に向かって言えることではない

大木の話を聞いて
やはり、完璧な人間などいないのだ
そして、人間は常識から外れて、人に言えないようなことがあったほうが
人間的に魅力的なのだ
タケオの母である真澄のことを考えると
何も屈託のない場所に生まれたからと言って
素晴らしい人間にはならないのだ
常識に縛られた嫌な人間になるばかりだ

それはそこにいる誰もが考えていたことで
そのままの大木を会社に迎えることを
誰もが心から嬉しく思った

仕事に関して、あんなことを言っていたが
努力の人であり続けるにも才能はいるのだ
タケオやショウとタッグを組んで
海外のほうはバリバリと伸びていきそうだ

速水はみぃを誘って、みぃの行きつけのバーに行った