ただ、毎日を

イメージ 1

真澄は田舎の爺さんが
何を言い始めたのか驚いた
田舎だったら、親戚は
そんなことを未だにするのだろうか?
とんでもない話だ

「何言ってるのかしら?
もう、そろそろ帰って
私は、長いこと田舎には帰ってないし
もう、親戚づきあいなんか
言わないで頂戴!」

すると、もう一度、腰を長く
置くかのように座り直したその田舎ジジイいは

「そうかな?
実は家は古いんだけどね
孫がいてね
その孫は今、はやりの引きこもりなんだよ
田舎にもちゃんといるんだよ
引きこもり!」

一体何を話し始めているのか
全くわからない