2018-08-21 ただ毎日を 日記 #練習用 期待して期待して、落ちた高校受験 真澄にタケオを気遣う気持ちは全く沸いてこなかった 自分自身が立ち上がれないほど落ち込んだ 同じ中学でママたちの間で鼻を高くして この三年間やってきたのだ いつだって一番のタケオ それでも担任は都立ならば余裕なのだから 調査書も完璧な物を作るから そうするようにと再三言っていた 教師にはタケオのもろさがわかっていたのだろう しかし、有名私立は譲れなかった 中高一貫の高校からに入れば 中学受験をしなかったあの時の雪辱は果たせる それは真澄が思っているだけのことだった タケオは実際どこでもよかったのだ ただ、母がうっとおしかった