2018-06-27 小さな願い 日記 #練習用 みぃは今度は引いて、優しく話した 「退院したら、うちで働かない? ちょっとした文を書く仕事は山ほどあるし それなりのお給料はだすから 本当のライターの仕事しなよ」 それは保奈美がずっと願っていたことだった 好きで恐喝まがいのことをしているわけじゃない まともなことを書きたいと思っても 仕事がないのだ あの家を出てからバイトか恐喝で生活してきたのだ 断ることが出来ない みぃは保奈美の気持ちは手に取るようにわかっていた ショウは理子が事件を起こしても 別れる気はない それならば、この姉の問題はしっかり解決しておかないと これからもついて回るだろう