みぃの誤算

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ミキは笑いながら

「まだ、結婚するって決まったわけじゃないんでしょう?
私思うんだけど、そう言う人のほうがうまくいくわよ
恋とか愛だとかで結婚すると
冷めた時に何かとね・・・・
でも、そう言うタイプの場合お金がたっぷりあれば
ショウ君を大事にしてくれると思うわよ」

みぃは頷きながら

「今までやってきた仕事の中で
風俗から玉の輿に乗った子たち
たいがい、うまくやってるわよね~
結婚するときは愛よりもお金って言って
結婚しちゃうと感謝の気持ちから
家事も育児も完璧に頑張る子、多かったものね」

「そう、結婚って何がいいかわからないからね」

みぃはそれを聞きながらも
ミキが遅まきながらも理想的な結婚をしたことを思った
自分は結婚もせずに、ずっと正二を想ってきた