星のような

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速見のもとに康太がやって来た
姪の結婚の時にはその晴れやかさを喜び
タケオに関しても、いや、タケオだけでなく
速見のこともまったく実際の本当のことは知らされていなかったし
単純にミキの幸せな顔を見て喜んでいた

康太は一緒に住んでいた女の子とはとっくに別れて
今は一人仕事に邁進している
速水の子供が生まれると聞いて
感慨無量な思いにとらわれていた

あの、ぐちゃぐちゃな小さな実家
母はほとんど家に寄りつかず、父はトラックの運転手で
母に惚れまくっていた
あの、男好きの母にだ!
あの、エロい爺さんが小さな妹の面倒を見ていた
姉のミキが帰ってくるまで
康太は世の中に絶望していた