タケオという男

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ひとしきり、成績が上がっていく自慢をして
ただ、成績が上がっているだけではなく
速水に出してもらっているお金もこんなに効率的に使っている
そんな話を聞きとして、ミルクティーなんかを飲みながらしゃべる

速水も目の前の中流家庭の学生そのもののタケオを
嬉しいし、不思議にも思って話を聞いている
黒縁眼鏡にさわやかな髪型、
ちょっと、ダサめのチェックのネルのシャツ
前のタケオならば絶対にチョイスしない服だ

話をひとくさり聞いた後
木佐の話をする

「木佐がタケオに連絡を取りたいって言ってるんだけど
どうする?教える?」

すると、タケオはすぐに話がわかったようだ