2017-10-21 手に入れた物 日記 #練習用 「明るいお母様で いつ帰っても、父は楽しそうにしていました」 あの母を手放しに誉めてくれる 少し、苦笑いだ 確かに深刻になることはなかった 特にいい男を捕まえている時は ご機嫌だった そういうことも今だからわかることで だいたい、男とうまくいっていて機嫌がいいときは 家にいなかった 家に帰ってくるときはフラれて身も心も ボロボロになった時だ 学校から家に帰ってみれば、布団に入って寝ている 食事の支度なんか だいたい、爺さんが白いご飯を炊いて ミキが納豆を買いに行ったものだ ああ、それでも、あの母が必要だった人間はいたのだ