一人で起業して大成功を収めている
ふんわりとだが、そのくらいの認識の人だ

「まぁ、速水ちゃん?
大きくなったわね~」

そう言って嬉しそうにハグして来た
速水は男子の時よりも
ドキドキして、すごく嬉しかった

話はここに来る前に電話で軽くしておいた

「お姉ちゃんも久しぶり!
何か食べる?飲む?ちょっと待ってて」

そう言うと、お手伝いさんに
二人の好みも聞かないまま
近くの高級スーパーで買い物を頼んでいる
お手伝いさんが出て行くと

「それで?
私を手伝ってくれるんだって?
それが一番いいと思うわ
男には不自由しないから
大丈夫!
ケータリングみたいなものだし
子供だってできないようにしてあげる」