....の無い

ミキに惚れて
ずっとミキのことを見ていてくれて
ミキの幸せのために
すべてを用意してくれた

正司のその気持ちに答えなければ!

ミキの中でそんな気持ちが膨れ上がった
風花が

「なんや知らんけど
行き~な!
うちは、こう見えてもすっごい恋愛してきてんのやで!
娘とは絶対離れられへん、馬鹿な親やけど
あの子がたった一つのうちの恋の証拠やしな
ミキ、しっかりもんやけど、そんなンないやろ?
子供作らなあかんわ~」

みぃが笑いながら

「そう、作らなあかんわ~」

ミキは二人に押されて
そのまま、康太の大学に走った