.....の無い

みぃは悔しそうに

「あれは薬中のアスカ!
悔しいけど、オーナーがすぐにタイに逃がしたの
薬、やってる人間がスタッフにいることが知れたら
もう、店、できなくなるでしょう」

そんな世界なんだから、みぃにやめろと言いたいが
この生活を見ていると
自分のような生活がみぃにできるとは思えない
さっきのヒョウのような男を
買わなければならないような女の子なのだ

「とりあえず、安心したわ
元気でいるのがわかってよかった」

みぃは今日はゆっくりでいるんでしょう
それなら、一緒に夕ご飯を食べて行ってと言いながら
手際よく食事を作った

テーブルに並べられた、料理を見て
風花は驚いた

「みぃちゃん、すごいね~
こんな生活をしてるんやったら、
別に料理戦でもええやろうに」

「正司兄さんに言われたんだ
料理は絶対、自分で作れ!
自分の体の管理は自分でやるんだ!って
口を酸っぱく言われたからね」