.....の無い
「娘さんは?仕事に関して
何も言わないの?」
「芸能事務所の寮に入るから
一緒には住まないし
母親が何をやってるかなんて
三歳の時から知ってるよ
それよか、どっか、いいとこ知らない?
あそこ、ほとんど二十歳前後ばっかり
もちろん、本当の年齢はちゃうとは
思うけど、うちにはちょっときついんや」
年齢に関しては
二人が働いていた頃
五十代が二、三人いたことを思うと
まだまだ、若いとは思う
「私、あの仕事からは
随分、遠のいているから
正司さんは?
彼ならどんな店もよく知ってるから
いいとこ紹介してくれるでしょう?」
「そうなんや、うちかて正司さん
あてにしてたんや
あんた、ほんまに知らへんの?
正司さん撃たれて死んだんやって!」
何も言わないの?」
「芸能事務所の寮に入るから
一緒には住まないし
母親が何をやってるかなんて
三歳の時から知ってるよ
それよか、どっか、いいとこ知らない?
あそこ、ほとんど二十歳前後ばっかり
もちろん、本当の年齢はちゃうとは
思うけど、うちにはちょっときついんや」
年齢に関しては
二人が働いていた頃
五十代が二、三人いたことを思うと
まだまだ、若いとは思う
「私、あの仕事からは
随分、遠のいているから
正司さんは?
彼ならどんな店もよく知ってるから
いいとこ紹介してくれるでしょう?」
「そうなんや、うちかて正司さん
あてにしてたんや
あんた、ほんまに知らへんの?
正司さん撃たれて死んだんやって!」