2019-12-21 刷り込み 目の前の青年は私よりも15は年下だ彼はその細い背の高い体を持て余すようにカフェの椅子に座り無邪気に笑いながら友達と大阪に遊びに行った時の話をしている完璧な東京のおしゃれな若者だでも実はその落ち着かない足元はドクターマーチンではあっても少し、田舎の匂いがする私はこの手の相手は二人目で慣れたものだキャバレーの黒服その仕事が何年経っても板についていないそんな純朴さが垣間見える