2018-05-07 発達障害の母 そのバーに入るのも 学生の僕は随分勇気がいった 今まで学生同士のコンパくらいにしか 行ったことはないし 大概安い居酒屋だった 勇気を出して入っていって見ると なんとそこはオカマバーだったのだ 「あら、可愛い僕! いらっしゃい!」 入った途端にほとんど お化けのような化粧をした生物が 三人くらい近寄って来た 勇気を出してビールを頼み カウンターに座ると 「あの、元木さんって人を 探しているんですけど」