発達障害の母

偏差値、なんてすばらしいシステムだ

中学の頃、村の中では私は

少し足りない母親を持った、おとなしい真面目な子

ただ、それだけでみんなに見られた

ちょっと、明るく話をしたり、元気に騒いでいたりすると

すぐに、何調子乗ってるの、母親がアレのくせに

そんな声にならない声があった気がする

子供も親がそんな態度ならば、もちろん、同じような態度だ

でも、中学になってテストが頻繁にあり

今では考えられないかもしれないが、上位10人の出来のいい子を

ローカーに張り出すなんてこともあった

公立がまだまだ、先生が強かったころで

いじめもほとんどなかったころの話だ