発達障害の母

つもりに積もったこの思いを消化することはできない

もちろん、今の世の中発達障害であっても

それに応じて職を選んだり

そのことを加味して育ててくれる両親もいるだろう

恋愛だってすればいい

でも、子供産むのならばその後ろにしっかりした

後ろ盾になれる人がいるか

夫が妻のそんな障害を受け入れ、そして、

子育ては自分でするくらいの覚悟が欲しい

私は歩き始めたころに右足が脱臼していたし

右耳は聞こえない

それはたった一人で子供を始めて育てた母のせいではなかろうか

なんてことまで考えてしまう

弟が生まれた時、私は六歳だったが

弟の面倒はほとんど私が見たのだ

六歳の私が母を見ても危なっかしい母親だったし

ご飯すら毎日同じように炊けない母が赤ん坊を育てることなど

出来たとは思えない