発達障害の母

発達障害であれ、心は汚い人間は汚い

特に母は自分が人よりもどこか劣っているのには気が付いているから

見栄を張ってでも、頭のいいふりはしたいのだ

そして、母の周りの環境は

お金で損をする人間は頭が悪い!

それが常識の人間たちの集まりだ

だから、母は安売りに走り、人のお金でも人が見ていなければ

絶対に自分のものにして、お得に生きていくことが命のように

走り回る

私が父から学び、この家を出てから東京に行き

そして周りの人や、修二から学んだものは、それとは正反対の

人の心だった

そんな二人が、今、数十年ぶりに出会って

世間的には親子というだけで心は全く通じない

私はまだ、普通の生活のできる母からは遠ざかることにした

色んな言い訳はあるけれど

そのたった一つの理由は、私の心が壊れて

母を抹殺してしまいそうになるのが怖いからだ